Romeo and Juliet 1890 (age37)

甘い。
あまりにも甘いですぅ。。。

藤子先生も言ってましたが、
有名なバルコニーのシーン。

ロミオが壁をよじ登って、
部屋に着いた、
まさにその瞬間の二人。

物を言う間もなく、
顔が見えてすぐ、
こうなったのでしょうね。。。

鳴呼、なんとうつくしい、
恋の頂上。

あら、今回ふと気づきました。

部屋の奥なのに、
不自然なほど輝いているのは、
百合の花!

この時のジュリエットは、
まだ乙女だったのですね。

百合は西洋絵画では
処女性の象徴です。
とすると、
これは初めてのくちづけなのだ。

絵に
あまりシンボリックな意味を込めず、
あくまでリアルを追及する
ラファエロ前派の絵画ですが、
察するに、卿は、
恋の陶酔とともに、
女になる前の、
悲劇が起こる前の、
最後の乙女の輝きを描きたかった
ということでしょうか?

そう見ると、ロミオは、
好感は持てるけど、
やはり略奪者なのですね。
なんとなく、卿には、
お嬢さんがいた気がしてきた。

にしても、
異様に高台…ジュリエットのうち(笑)
ロミオの熱情を阻むものは無し。