An Offering 1898 (age45)

タイトルは直訳すると『提供』『贈り物』『捧げ物』
なのですが・・・『告白』と訳していた人があったんですよね。
ん〜確かに、出演交渉の事をオファーと言いますよね、要はこっちに来て下さい、みたいな意味で。
とするとこの告白というのも、意訳としてはシャレてるかも。。。

しかし、謎なのですよこの絵は。
何をテーマにしているのか、原典が分からないのです。
ポイントは、この、彼が手にしている“捧げ物”。
なんじゃコリャ???

この筒の部分はどうも木製に見えるのですが、媚薬の容器と見立てられなくもないんでないかえ?
というワケで、強引にドルチェ・ヴィータの壁に飾りました。
フィルトゥロダモーレを入れるにしてはデカすぎだけど…(笑)。
この有翼の女性像に意味がありそうなんですけどね。
この姿を見て連想したのは、ルーブル美術館にある有名なギリシア彫刻“サモトラケのニケ” →
アテナに仕える勝利の女神で、
余談ながらスポーツ用品の会社ナイキの名称の由来にもなってます。


なんか、彼はこのご婦人を口説きたい風情に見えるのですが、
となると、恋の相手に勝利の女神に関した物なんて贈っても、意味ないのか…あァ〜ン???

だけどこの女性の扮装が、髪型といい羽扇といい、ギリシアっぽいと思うんだけどなあ。
このドレスのデザインも、ナポレオンの頃に宮廷で流行った新古典主義のフォルムと似てる感じだし。
お袖はあまりにもゴージャスだけど…この服、立ち上がったらどうなるんだろう???
う〜ん、古代ギリシア臭い。
それに、この椅子の緞子の柄が、月桂樹に見えまへんか?
月桂樹と言えば、まさしくニケの象徴。
う〜ん、ますます持って臭い。
するってーとこの出で立ちのご婦人は、ぬかずくニケの像を捧げられ、
さながらアテナ神と目されているようじゃありませんか。

この彼は、何の為にこんな捧げものをしているのでしょう?
自身たっぷりな表情だし、彼女は彼女で、なんかうっとり見てるし。
そんなに素晴らしいものなの?
さらに余談ですが、この彼、ウチの元バイト君スオーちゃんにちょと似てる、気がする。
なので、この人は悪い男に違いない・・・ん?

新古典主義が流行った時代、18世紀頃、古代ギリシアに絡んでニケを捧げられるような貴婦人の話、
なんなんだそれは?!
ダメだ、今の知識ではここまでだ・・・お手上げれす。
てか、そもそもニケじゃないかもしれないんだけど。
ま、まさか、ティンカーベルっ?!
えーーー?!

ちなみに、甘い共演者たちのページでそれぞれのサイトに飛ぶ為の切手の図案に、
この彼を出してマス。
イタリア三色旗をバックにする為に、手の周りの椅子の装飾をカットするのが大変でしたのよぉ〜。

でも、絵画を読むのってホントに面白いナ。
もっと知識を増やして、色んな見方が出来るようになりたいです。
ここ数年、あまりテレビを見ないあたくしが、見逃すと落胆の極みに落ちる唯一フェイバレットな番組が、
NHKの『世界美術館紀行』です。
おもしろい。マジで。
騙されたと思って、ぜひ一度ご覧じあそばせ。
サー・ディクシーの特集やってくれないかなぁ。

どなたか、この絵の意味を知ってたら教えてくださ〜い!