
〜山岸諒子編その4〜
江頭:水曜会(公演稽古のないオフ期間を使って、
役者たちが色々なウォーミングアップをする会)の話ですが、
いつもは体動かしたりとかの基礎訓練なんですけど、
6・7月は山岸さんがチームリーダーとして、
「生きて想いをさしょうより」という台本をやることになりました。
なぜ、この本に決めたんですか?
山岸:やるとなると、やっぱり自分が好きなものでないとご指導できないので・・・。
もともとは、去年の1月に自分が出させていただいた、
紀伊国屋の江戸三部作の公演で、
自分が出ている以外の別のチームがやっていた本です。
それを見たときに、好色五人女が出てきて、
作者の井原西鶴も出てきて進んでいくという人情話で、
かつ、すごくエンターテイメントで、これをうちの人たちに見せたいなって思って。
いずれはね、好色五人女をベースとして、
自分で1本書いてみたいなっていうのがあったんで、
1回試させてほしいなという自分の野望もあり。
今、うちの女優さんたちに求められている色気ってやつですか?
その辺をいじれるかなと。
男優さんに関しては、大人の芝居で、なおかつ
すごく膨らませられる役ばっかりだなと思ったんで、
ちょっと本気でやってもらえるといいかなと思っているわけです。
やっぱり本番の台本に向き合うと、本番用の、お客様に
お金をいただいて見せられるようにする稽古しかできないけど、
そうじゃない、自分が自分のワールドを広げ、
自分の血肉を肥やしていくという稽古に取り組んでみると、
違うんじゃないかなと思ってみたわけです。
江頭:時代物で、しかも上方言葉でっていうことになると、
かなり難しいところは、いっぱいあると思いますけど、
山岸:うちじゃ絶対にやらない芝居だから、
そこを面白がってもらえたらいいなって思うけどね。
江頭:色んな目で見て、自分にとっての離風霊船とは?
山岸:私にとっては、一生ついてまわるもんだし、
どれだけここで、自分が自分を生きていけるか。
よそに出てみて、余計にうちにいるっていうことを
すごく大事に思えるようになったし、
もっともっとリブレ自体をグレードアップさせていきたいなって。
本当に質のいいものを作っていける集団になりたいなっていう
想いが前より強くなったよね。
みんなには、日常くらい役者にとっていいエチュードの場はないって
思ってるから、なんでも役者として食いついていくっていう
意識を持ってもらえたらいいなと思ってます。
お客様にも長い目で見ていただきたい。
20年やってきたっていうのは、
なんだか20年来ちゃったってのもあるけれども、
でも、やっぱされど20年なので、
私は30年40年と続いていくだろうなと思うし、続
けていきたいと思うので、
やる側も、見てくださる側も、
ヨボヨボになってもおつきあいさせていただけたらよいかなと思っております。
今後ともよろしくお願いします。
江頭:では次の対談相手を
山岸:じゃぁねぇ・・・橋本かな。
江頭:次は橋本直樹さんで。
お疲れ様でした。
今回のインタビューは、中目黒駅より徒歩一分の所にある
JapanesdiningDANというお店で大いに飲み、
(若干飲めない人達もいますが)そして食べながら行ないました。
店内はモダン和風とでも申しましょうか、落ち着いた雰囲気のお店ですよ〜
逢い引きするもよし、密談するもよし、
中目黒にお越しの際にお店に迷ってしまったら!
ぜひ行ってみて下さいね〜
お勧めはつくね!軟骨が入っていて歯応えもございます。
一同舌鼓を打っておりました。

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