
〜鈴木紀江編その2〜
伊東:うちの芝居とはいつ出会ったのかな?
鈴木:高校1年生の時、県の演劇連盟の鑑賞会で。
実は離風霊船を全く知らなくて(「エーッ」というギャラリー)、
「東京から来る劇団を一人1000円で観られるらしい」くらいの情報で
「じゃあみんなで行こう」ってことになって。
実は、大矢さんも高校は違いますけど、一緒の時に観てるんですよね。
伊東:確か演目は「LONG LONG TIME AGO」だったよね。
聞きたくない気もするけど、その時の感想は?
鈴木:すごく、おもしろかったです、本当に。(またもや外野の「本当?」という野次)本当ですよ。
初めてプロの芝居を観たんですけど、やっぱり違うなって思いました。
もう、演出の作戦通り、ギャグや即興シーンでは大笑いして、最後に泣かされました。
それで、大ファンになって、そのあと、リブレの名古屋公演は
欠かさず観に行ってましたから。
伊東:どうも。

伊東:で、大学時代は?
鈴木:演劇やってましたけど、その頃のことはオフレコで・・・
小林:えー、その話が楽しみだったのに
伊東:何、何、私の知らないこと?
小林:話して欲しいな、リブレの作品を演出したんだよね。
鈴木:う・・・本当に、勘弁してください。恥ずかしいんで・・・・。
また大失敗しちゃったんです。
なんで、みんなこんな私に、演出やらせたりするんだろう・・・
伊東:何が原因で失敗したと思うの?
鈴木:うーん、やっぱり演出って自分を強くもってないと難しいですよね。
私の場合みんなの代表みたいな感じだったんで、
或る人にはこう言われ、そうかなと思い、またある人には違うことを言われ、
またそっかって思っちゃって、自分に自信がないのにやっちゃったんですね。
で、支離滅裂に・・・
伊東:あー、今でもあるよね、そういうところ。
鈴木:そうなんです。
伊東:でも、私には結構頑固なところがあるようにもみえるけど。
鈴木:それもそうなんです。
だから、頑固じゃ駄目だよって思うところもあって、他人の意見を聞き入れようと。
でも、苦い経験を生かして、今は自分の考えをしっかり持って
生きたいとは思っています。
伊東:今の役者としての姿勢にも言えることだよね。