
〜伊東由美子編その3〜
竹下:次は芝居の話から離れて。
家族構成と、小さい頃はどんな子供だったか教えてください。
伊東:3人姉弟の真ん中で、姉と弟がいます。
竹下:ご実家は歯医者ですよね?
伊東:歯医者って言っても下町の歯医者だから、決してセレブではないよ。

この日のために、竹下氏が江ノ島で調達してきたという、生しらす。
新鮮なうちしか食べられないシロモノです♪
竹下:どんな子供だったんですか?
僕らのイメージだと、男勝りでわんぱくな、ってイメージがありますけど。
伊東:いえいえ、おとなしい方だったと思う。
うちのねぇちゃんが、本当にゴッドねぇちゃんで、とにかく怖くて、
わがままで、やりたい放題な感じだったから。
ねぇちゃんに逆らったら大変なことになるって、私と弟は逃げまくってたみたいな。
ねぇちゃんは親にも反発するから。それ見ちゃうと、どうやっても
私はいい子でいようってなっちゃうんだよ。
竹下:ねぇちゃんが反面教師ですか?
伊東:でも悪いとこばっかじゃなくて、本当に面倒見はいいんだよ。
うちのねぇちゃんは、どっちかっていうと、親父の性格には合ってるというか、
反発はするけど、気はあってて、かわいがられてたし。
親戚とか集まっても、社交的だったわけ。
私は、人みしりで、いっつもねぇちゃんと比べられてた感じ。
ねぇちゃんは機転がきくし、かしこい人だったから、
そういう意味で私は、何やらせても駄目って言われてたとろはあったね。
まぁでも中学入ったくらいから、比べられたことなんて
気にしててもしょうがないんだなぁ、自分は自分で別のところで
頑張ればいいんだよなぁと思うようにはなっていったけど。
でも、小さい時のものって消えないから、いざって時には絶対に出てるなぁと思う。
ジェームス・ディーンの「エデンの東」を見ると泣けるもん、私。
あのにぃちゃんとの比べられ方。
まぁそうは言っても、長女は長女で、あんたは楽してたわよとか言うけどね。
私も長女が苦労してるところは知らないから、それはもう、どっちもどっちだよね。

竹下:お決まりの質問ですが、初恋はいつですか?
伊東:小学校5年生くらいかな。
竹下:名前覚えてます?
伊東:川村直巳くん。
竹下:どんな男の子だったんですか?
伊東:活発な男の子
竹下:あぁ〜(納得)
伊東:男のリーダーになるタイプ。女の子のグループには近寄らない感じで。
足が速くて、運動ができて・・・
竹下:頭は悪いけど?
・・・ちょっと俺に近いかも(笑)
小学生の時はそういう感じだったんですよ。
伊東:えぇ〜!!女の子とベラベラしゃべってそうだけど。
竹下:僕はしゃべらなかったんですよ、女となんかしゃべってられっかよ、みたいな。
伊東:小学校で遠足の写真とか貼り出されると、自分写ってないのに、
番号をさりげなく控えたりしてて。
竹下:女の子ってそれやってた!
そして男は、何気に気にして聞いてました。
あの写真は俺も写ってるけど、あいつも写ってる。どっちだ?みたいな。
竹下:好みのタイプは?
伊東:理想は硬派なのよ。
竹下:ルパンの石川五右衛門ですよね?
伊東:あと、三船敏郎とか。
竹下:好きな俳優さんは?
伊東:三船と緒形拳かな。
最近ジョニー・ディップも入るけど。
ただしジョニー・ディップはパイレーツオブカリビアンに限られるね。
あの芝居が好き。ジャック・スパロウが好き。
竹下:力の抜けた感じというか。アメリカのヒーローっぽくなくて、適当にやってるようで、
ちゃんとツボを、実は押さえてる感じがね。
伊東:三船は、それこそ川村直巳さんもそうなんだけど、
私の好きなタイプとして、「憧れ」なわけ。
でも自分をそこに含めて考えると、向こうはどうやっても私を振り返ってくれる
タイプではなくて、はなっから諦めちゃうというか。それは夢だし憧れであって。
逆に、ジャック・スパロウとか緒方拳の場合は、セコい生き様が好きなの。
人間的に好きというか。
憧れの理想の人と、人間的に好きな人ってのはちょっと違うよね。
竹下:小林薫もそういう役やりますよね。
伊東:そうそう、セコい感じで。でも、こいつ生きる力があるなって思う人。
セコくてもずるがしこく生きてる人ってちょっと憧れちゃう、人間として。
きれい事じゃない真の姿かなぁって。
男として憧れてるのか、自分が共鳴してるだけなのかわからないけどね。

マブダチ・小林氏と。二人とも若い!!
竹下:次に、現在の自分を漢字一文字で表現してください。
伊東:なんかしゃれた質問だねぇ。
竹下:小学校卒業の時に、先生がひとりひとりに漢字一字で色紙を書いてくれたんです。
それがすごく印象深くて。「誠」とか「優」とか。
伊東:自分はなんて書かれたの?
竹下:「動」
俺はわかんなかったんだけど、周りから見ると納得だったみたい。
伊東:希望を含めて考えると、「活」だね。
生で「生きる」んじゃなくて、「活きたい」っていう。
基本的に人生を楽しみたい。
だけど自分自身はなまけものなので、余計そういうのに憧れるし、
そうなりたいと思う。
自分が楽しくないと、人も楽しくないし。
楽しいことばっかりではないけど、マイナスに生きようって気はないっていうか。
どうしたって生きていかなくちゃならないんだから、
マイナー思考で生きてたらつまんないよね。
同じ時間生きるんだったら、自分が楽しく生きればいいじゃんって。
決められてるから、時間は。
ちなみに、竹下は未だに「動」なの?
竹下:未だに「動」ですね(笑)
とりあえず動いてりゃいい。
伊東:マグロみたいだね。

現舞台監督・青木氏と、もう二度と見られない?!貴重な伊東の水着姿。